新築住宅の間取りプランはどうやって進める?

日当たりの良いリビング

住宅の暮らしやすさを作る要素には、数多くの項目がありますが、その中に、快適な室温と湿度を維持できる室内環境、家族の愛情を育む帰宅動線、家事負担を減らす家事動線、意識しなくても常に室内をすっきりさせる収納があります。

暮らしやすさは、家族構成や暮らし方によって、家族ごとに異なりますが、この3つの要素は、すべての家族に必要な要素です。それぞれについて考えてみましょう。

室内環境を調える間取り

日当たりがよく窓からの景観を楽しめるリビング

日本は四季のある国です。季節によって気候が変わり、室内の温度と湿度も変化します。家族が健康に、快適に暮らすためには、この気候の変化に合わせて、常に適切な室温と湿度が維持されている必要があります。

陽射しとの付き合い方

窓からの陽射しは、1年を通して、室内に明るさを届けます。晴れた日の昼間であれば、照明をつけなくても日常的な作業ができます。冬の陽射しは、室内を暖かさにも影響します。昼間十分な陽射しを採りこめる部屋は、壁や床に日中の暖かさが蓄えられるので、夜間、急激に温度が低下することもありません。

一方、夏は軒や窓の造り方によっては、太陽の直射熱で、家の中の温度が上昇します。太陽の位置の変化と、窓の向いている方角に合わせて、計算された軒と窓が、日射遮蔽の働きをします。窓の向いている方角によっては、軒だけではなく、窓の外側にオーニングや簾、落葉樹なども、日射を遮蔽する為に必要です。

間取り作成の際には、日当たりの良さだけを考えて、南側に掃き出し窓のあるリビングを造らなくてはとお考えの方は多いと思います。しかし、南側が、交通量の多い道路に面している、隣家の窓からの視線が気になる、というような場合には、景観の良い方角にリビングを持ってくるという考え方もできます。

陽射しは、南側の掃き出し窓からだけしか採り入れられない訳ではありません。北側が緑の多い美しい景観であれば、北側にリビングを配置し、トップライトや吹き抜けを設けて、日当たりの良いリビングにすることもできます。周辺の環境に合わせて、景観の良さも、明るい陽射しも採り入れられる設計にできる融通性が、注文住宅の強みです。

風通し

高温多湿な日本では、風通しの良さが欠かせません。断熱性の高い住宅には、内部結露を防ぐ為の換気計画が備わっています。しかし、その家に住む家族にとっては、機械的な換気計画の他に、窓からの心地良い風も必要です。

風通しの良さは、地域の風の性質にあった窓の配置によって大きく変わります。また、同じ対面の窓でも、高低差があると、より風の通り道が広がります。空気には、暖かくなると上昇し、冷えると下降するという性質があるので、高い位置の窓からは、室内の熱も排出できます。壁に沿って逃げて行ってしまう面に窓を設ける場合には、縦すべり窓や、袖壁を採用すれば、逃げていく風を、窓ガラスや袖壁に当てて、室内に採りこむことができます。

適切な湿度

湿度は、快適さと健康に大きな影響があります。室内の湿度が高くなりすぎると、カビやダニが発生するので、子供にアレルギーを発生させるリスクが高まります。反対に、乾燥しすぎると、肌や粘膜が炎症を起こしやすくなり、湿度に弱いウィルスが活性化します。また、湿度は体感温度にも影響するので、同じ室温であっても湿度が高まれば、より蒸し暑く感じ、乾燥すれば、より寒く感じます。

室内の湿度を適切に維持するためには、風通しの良さと同時に、調湿性のある内装が役立ちます。無垢材、畳、漆喰など、昔から日本の家に親しまれてきた自然素材の他に、吸水性ポリマーが配合された吸放湿クロス、自然素材を応用した珪藻土クロスなどがあります。

暮らしやすさを作る動線と収納

回遊できる家事動線のある家

家族構成と家族の暮らし方にあった帰宅動線は家族の愛情を育み、家事動線は家事負担を減らします。そしてこれらの動線にあった収納スペースは、使い勝手の良い活きた収納になり、常に家の中が整理整頓出来ます。

帰宅動線

家族構成と暮らし方にもよりますが、近年、多くのご家族に好まれている間取りは、リビング中心の間取りです。このような間取りでは、玄関からリビングに直行でき、リビングからそれぞれの居室に行くというような帰宅動線がつくられます。

この帰宅動線によって、家族の自然な触れ合いのチャンスが増えるとともに、家族がお互いに、それぞれの外出、帰宅を把握できます。子供が一人で出かけられるような年齢になった時にも、安心です。

このようなリビング中心の間取りの場合、帰宅した家族が、外出時に来ていたコートや荷物をリビングに持ち込む、家族それぞれがリビングでしたいことをするので、子供のおもちゃが散らかるなど、リビングに物が溢れてしまいます。

そのような状態を避ける為には、玄関、またはリビング内に、家族で使える大型収納が必要です。玄関の収納は、半分を土間収納にすると、ベビーカーやスポーツ用品なども収められます。家族の帰宅動線と来客動線を分ける玄関の間取りにし、玄関からリビングに間に、ウォークスルークローゼットを設ける方法もあります。特に、二世帯住宅など、家族の人数が多い家庭では、玄関も散らかりやすい場所ですので、玄関の大型収納は、玄関内の整理整頓にも役立ちます。

また、リビング内にファミリークローゼットを設ける方法もあります。リビングで使う物、本やブルーレイディスク、子供の勉強道具やおもちゃ、手芸用品などの趣味の用品などを全て納められるので、常にリビング内がすっきりします。ウォークスルータイプにして、内部に勉強コーナーや、子供でも手の届く棚などを造ると、小さな子供でも、自分でお片付けをする習慣が身に付きます。

反対に、子供がすでに成長している、家族の生活時間帯がバラバラで、リビングで寛ぐより、自分の居室で過ごすことの方が多い、来客が多く、リビングはほとんど客間として使う、というような家族の場合には、リビングにたくさんの床面積を使うより、家族それぞれの居室を充実させる間取りの方があっているでしょう。

この場合には、玄関から、リビングを通らずに自分の部屋に行けるような動線と、それぞれの居室に十分な収納が必要です。家族の自然な触れ合いは減りますが、来客中に帰宅するとリビングを通らなくてはならない、出かけたくても、来客中には出かけにくいというような不便さはありません。

家事動線

ダイニングキッチン、リビング、洗面所、洗濯物を干す場所、階段が回遊できる間取りは、複数の家事を並行して進められるので家事効率を向上させます。朝は、食事の支度をしながら、洗濯をしたり、子供を起こしに行ったりしなくてはなりません。夕方には、食事の支度の他に、お風呂掃除や洗濯物の仕上げがあります。

このように、たくさんの家事を効率よくこなすためには、回遊できる家事動線に加えて、使い勝手の良い収納が必要です。収納の造り方と位置が、家事負担の軽減に役立ちます。

勝手口の近くにパントリーがあると、帰宅後、玄関を通らず、直接買い出ししてきた食料品をパントリーに収められます。洗面所には、下着やパジャマなどを収納できるスペースがあると、子供の入浴準備の為、浴室と子供部屋を往復する回数を減らせます。

 収めたい時に、収めたい位置にある収納とは、帰宅動線や家事動線に配慮した収納です。収めたい物のサイズに合った間口と奥行きのある収納とは、収納する物を具体的に想定して作られた収納です。収めに行くのが面倒な場所にある、奥行くが深く、奥の物が取り出しにくい、サイズが合わなくて収められないというような収納は、たくさん作っても、ただの床面積の無駄使いになってしまいます。家族の動線と、収める物のサイズにあった活きた収納を作ることが大切です。

■ ■ ■

注文住宅の強みは、家族構成と家族の暮らし方にあった間取りにできることです。具体的に、家での日常的な過ごし方を考え、家族構成と家族の暮らし方を基本に、間取りプランを進めていきましょう。

ライズクリエーションの家づくりへの想い

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