建売住宅と注文住宅でお悩みの方必見「建売住宅を買ってよかった」9つの理由

建売住宅

 

マイホームの購入を検討している人にとって、「注文住宅」と「建売住宅」のどちらにするかどうかは、最初にぶつかる大きな悩みです。

色々な情報を見ても、結局どちらがいいのか判断つかない人も多いでしょう。

そこで、今回は「建売にして良かった」理由を紹介します。

注文住宅・建売住宅両方の建設をしている私たち“ライズクリエーション”だから分かる「良い建売住宅の見極め方」についてもお話しします。

これからマイホーム計画を始める方は、ぜひ参考にしてください。

 

 


コラムのポイント

・「建売住宅は注文住宅と比べて劣る」というのは間違いで、性能やデザイン面でも決して引けを取りません。
・建売住宅にはコスト面や打ち合わせの手間がかからないなど、色々な側面でメリットがあります。
・“ライズクリエーション”は、お客様それぞれのライフスタイルにあった注文住宅や、スタイリッシュな建売住宅を数多く手掛けています。


 

 

「建売住宅は良くない」そんな時代は終わりました

建売住宅

 

皆さんは、「建売住宅」と聞くとどんな住まいを想像しますか?

 

性能が低い
安っぽい
おしゃれじゃない
安っぽい
見えないところに欠陥がありそう …

 

残念ながら、そんなネガティブなイメージを持つ人も少なくありません。

確かに、建売住宅は注文住宅よりも価格が安いのは事実です。

しかし、その理由は安い材料を使っているからでも、手を抜いているからでもありません。

多くの建設会社は、建売住宅の仕様(設備機器や内装材など)を規格化し、材料を大量に一括仕入れしています。

また、設計や工事の作業をシステム化することで、人件費や諸経費を削減するなどの“企業努力”を行なっているのです。

それによって、消費者、つまり家を建てようとしている人へ提示される金額が安くなり、「建売住宅=リーズナブル」というイメージが定着していきました。

ですから、建売住宅だからといって注文住宅と比較して性能が低い訳でもデザイン性が低い訳でもありません。

また、2009年制定された住宅瑕疵担保履行法や、2020年に改正された民法の中には、欠陥への保証に関する記載があり、新築住宅の売主(不動産会社や建設会社など)には、10年間の「契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)」期間が課せられています。

これにより住み始めてから何かしらの致命的な不具合が発覚した場合でも、売主がそれに対して適切な是正をしなくてはなりません。

 

 

このように、最近の建売住宅は品質を落とすことでコストダウンしているのではありませんし、ニーズに合わせてデザインやグレードも選べます。

それでも建売住宅への不安が払拭できない人は、第三者機関による建物状況調査(ホームインスペクション)を受けてみるのもおすすめです。

大切なのは、「建売住宅だから」と頭ごなしに毛嫌いしないということ。

マイホームについて考え始める際には、まずは建売住宅と注文住宅と同列で比較検討してみると良いでしょう。

 

 

 

 

 

建売住宅“9つ”のメリット

買ってはいけない土地

 

では、建売住宅は注文住宅と比べてどのような強みがあるのでしょうか?

ここでは、主に挙げられる9つのポイントを紹介します。

 

 

 

(1) コストパフォーマンスがいい

 

先ほどもお話しした通り、建売住宅は注文住宅と比べると価格が安いのが一般的です。

なぜなら、建売住宅は「土地と住宅のセット売り」が基本で、それぞれにかかる諸経費も一括にまとめられるから。

間取りや仕様を規格化することで材料の一括発注ができたり、設計・施工、現場監理をシステム化し業効率の向上・人件費の削減できるのです。

また、完成した住宅を“商品”として顧客にそのまま見せられるため、新築住宅のようにモデルハウスを作る必要がなく、大幅な広告宣伝費の削減をしている会社も少なくありません。

このように、建売住宅は正当な理由があって「安い」のであって、家のクオリティを下げている訳でも、無理な値引きをしている訳でもないのです。

ですから、できるだけコストを抑えて住宅を購入したい人にこそ、建売住宅はおすすめです。

 

 

 

(2) 購入から引越しまでが短期間

 

注文住宅を建てる場合、まず土地を探してから建設会社や設計会社と何度も打ち合わせを重ね、ようやく建築計画が出来上がった後に実際の施工に取り掛かります。

ですから、家の購入を検討し始めてから新居へ引っ越すまで、早くて10ヶ月程度、長ければ1年半以上かかることは決して珍しいことではありません。

一方、建売住宅は「土地探し=住宅探し」となり、探し始めた頃には既に住宅の建設が終わっているもしくは完工間近であるケースがほとんどで、早ければ3ヶ月程度で引越しまで完了させることができます。

手っ取り早くマイホームを購入したい人や、転勤やお子さんの進学に合わせて確実に持ち家へ引っ越したい人にも、建売住宅はおすすめです。

 

 

 

(3) 打ち合わせ手間が少ない

 

土地を探していざ住宅の設計を始める場合、要望を設計者に伝えたり、工程に合わせて設備機器や内装材を決めるなど、たくさんの打ち合わせをこなさなくてはいけません。

その打ち合わせ時間や検討する時間が確保できなければ、どんどん完成は先送りになってしまいます。

それに比べて、建売住宅は既に完成しているもしくは完成間近な状態なので、基本的にはこれらの打ち合わせは必要ありません。

物件によっては、壁紙などの仕上げ材だけ選べる場合もありますが、それでも打ち合わせの負担はそれほど大きくないでしょう。

日々忙しく、なかなか住宅について検討したり打ち合わせ時間を確保するのが難しい人は、建売住宅を中心に物件探しをしてみることをおすすめします。

 

 

 

(4) 立地がいい

 

建売住宅は、不動産会社やデベロッパーなどのプロが“売れる”と判断した場所に建てられます。

ですから、比較的立地環境が良い場合がほとんどです。

稀に立地が悪い場合もありますが、その分価格が安いなどのメリットがあります。

立地の良い住宅は、将来的に売却する際も間違いなく有利に働きますし、住み続けるにしても交通の便がいいなど暮らしやすい環境なはずです。

     

     

     

    (5) おしゃれな家が多い

     

    不動産会社やデベロッパーが最も恐れているのが「売れ残る」こと。

    ですから、時代にあったニーズを踏まえた間取りやデザインになるように工夫を凝らしています。

    デザインや間取りは住宅の価格に直結しますので、意匠性の高い住宅を購入したい場合は、グレードが中級以上の住宅を重点的に検討してみてください。

    基準が分からない場合は、その会社の施工事例を見て、イメージに合うかどうかを確認してみると良いでしょう。

     

     

     

    (6) 万人受けするプランで資産価値が高い

     

    建売住宅は、どのような人にも受け入れられるように“スタンダードなプラン”になっている場合がほとんどです。

    一方、注文住宅はディテールまでこだわれる分、どうしても施主の個性がプランに色濃く現れ、オリジナリティのある間取りやデザインになってしまうケースが少なくありません。

    この違いが大きく影響するのが、売却する場合。

    個性的な間取りは住む人を選んでしまうため、スムーズに売却できないリスクが高まってしまいます。

    しかし、一般的な間取りに作られている建売住宅は、買う人にとって多少気になる点があったとしても大きな懸念点にはならず、比較的に早めに売却が成立する可能性が高いです。

    つまり、コストを抑えつつ売却しやすいので、資産価値は高いと言って良いでしょう。

    残念ながら、住宅(建物)の資産価値は経年によって確実に減少してしまい、築20年を超えると価格はほぼゼロになるケースは珍しくありません。(参考:国土交通省|中古住宅流通、リフォーム市場の現状

    ですから、いくらお金と時間をかけて注文住宅にしても、購入時から将来的な売却を視野に入れているのであれば、費用対効果が得られない可能性もあるのです。

     

     

     

    (7) 土地・建物のローンを一本化できる

     

    土地を買ってその後注文住宅を建てる場合、土地購入と住宅建設契約のタイミングが分かれるため、金融機関によっては「土地購入のための融資」と「住宅建設のための融資」の2種類を契約しなくてはいけません。

    また、住宅ローンはあくまでも契約者の居住用建物を建てることが条件であるため、土地の活用方法は確定していない段階ではそもそも融資を受けられないという可能性すらあるのです。

    金融会社によっては「つなぎ融資」や「土地先行融資」などのサービスを行なっているところもありますが、申し込み金や手付金を多く支払わなければいけないのが通常です。

    しかし、建売住宅なら元々「土地と建物のセット売り」なので、ローンを1つにまとめられ、返済計画が立てやすく、月々の収支が明確に管理できます。

     

     

     

    (8) 完成形を見てから決断できる

     

    建売住宅は、既に完成しているか完成間近であるものが大半なので、購入を決断する前に実物をご自身の目でチェックできます。

    ちなみに、最近増えている“未完成建売住宅”でも、同様の住宅で既に完成しているものを確認できることも多いので、建設会社に確認してみましょう。

    間取りやデザインはもちろん、“広さ感”や空間の雰囲気、ディテールまでくまなく見られるため、住み始めてから「こんなはずじゃなかった」といった失敗リスクを減らせます。

    一方、注文住宅は「完成形が最後まで確認できない」という点がデメリットです。

    図面やパース図でなんとなくのイメージは掴めたとしても、広さの感覚やディテールまでを完璧に理解することは難しいでしょう。

    モデルハウスで“完成形に近いもの”は見られますが、全くプラン・デザインの住宅を確認できることはほぼゼロと思って良いでしょう。

     

     

     

    (9) 仲介手数料がかからない可能性も

     

    通常、土地を不動産会社を介して個人から購入する場合、必ず「不動産仲介手数料」がかかります。

    しかし、建売住宅の場合はその土地の売主が不動産会社自身なので、基本的にはこの手数料を支払う必要はありません。

    個人の売主から購入する場合、売買価格が400万を超えると「(売買価格 × 3%+6万円)+消費税」を上限とした仲介手数料がかかるのですが、その分の費用を節約できます。

     

     

     

     

     

    良い建売住宅を見極める際の注意点は?

    建売住宅

     

    ここまで建売住宅のメリットについてお話ししましたが、良い建売住宅を選ぶために知っておくべきいくつかの注意点があります。

    後悔のないマイホーム購入を実現させたい人は、今から紹介しますチェックポイントを踏まえて、じっくりと家探しをしてください。

     

     

     

    (1) 地元の建設会社かどうかをチェックする

     

    まず、その住宅を建設・販売しているのが地元の会社であるかどうかを確認しましょう。

    全国で営業している大手ハウスメーカーの住宅が悪いという訳ではありませんが、その土地や周辺環境を熟知した会社ですと、より環境に溶け込んだ住宅になります。

    また、何か不具合があった際にもすぐに駆けつけてもらえる点も大きなメリットです。

     

    ポイント!

    私たち“ライズクリエーション”は、茨城県南部と千葉県東部で数多くの建売住宅・注文住宅の建設実績があります。

    ▶︎ 当社の施工事例はこちらからご覧ください

     

     

     

    (2) その会社の完売物件もチェックする

     

    売り出されている住宅のグレードやデザインのテイスト、採用している材料、その会社の施工スキルを確認するのも家選びの重要なポイントです。

    その判断材料としておすすめなのが、「完売物件を見てみること」。

    既に売れた物件を見れば、その会社の作る住宅のクオリティが確認できます。

    また、お好みのデザインに合うかどうかの参考にもなるため、具体的に検討する前に、複数社の完売物件を見比べてみましょう。

     

    ▶︎“ライズクリエーション”のおすすめ建売物件(完売物件含む)はこちらからご覧ください

     

     

     

    (3) 見えない部分の性能もチェックする

     

    住宅を選ぶ際には、どうしても立地や間取り、デザインに目が向きがちですが、ずっと住み続けるためには見えない部分の性能がとても重要です。

    耐震性・断熱性・省エネ性などについても、できる限り情報を集めましょう。

     

    ポイント!

    “ライズクリエーション”の建売住宅は、高い耐震、断熱、省エネ性能を実現するために納得のいく高性能な技術と資材を採用しています。

    ▶︎ 当社の「構造・性能」についてはこちらをご覧ください

     

     

     

    (4) エクステリア計画も忘れずにチェックする

     

    建売住宅を選ぶ際に見落としがちなのが、エクステリア計画です。

    せっかく家の間取りに満足していたのに、いざ住み始めてから車が駐車できなかったり、自転車を置くスペースが足りないことに気が付く人も少なくありません。

    これらはリノベーションではどうにもならない可能性が高いため、早い段階でチェックすることをおすすめします。

    また、「お庭やウッドデッキでゆったりくつろぎたい」といった要望がある場合は、広さやデザインに加えて日当たりなども確認しましょう。

     

    ポイント!

    “ライズクリエーション”の住宅は、エクステリア専門施工会社「エスティナつくば」と連携し、住宅にフィットしたエクステリア空間をご提案しています。

     

     

     

    (5) 保証やアフターメンテナンスの内容をチェックする

     

    建売住宅には、最低でも10年間の「契約不適合責任(旧:瑕疵担保責任)」が課せられるため、致命的な不具合があった場合には、売主が速やかに是正することが法的に義務付けられています。

    それに加えて、多くの会社は独自の保証サービスやアフターサービスを設けているので、それらについても比較検討してみましょう。

    何かトラブルがあった場合、建設会社と販売会社が同じですとスピーディーに対応してもらえます。

     

    ポイント!

    “ライズクリエーション”では、新築後の年数に合わせた適切な点検・メンテナンスサービスを実施しております。

    ■ お手入れの方法など、豊富な知識に基づいたアドバイスの実施
    ■ お引渡しから2年目までの「短期点検」
    ■ 建物内外や水回りなどの経年的な不具合に重点を置いた「長期点検」
    建具の不具合調整やクロス補修などの「当日是正」
    住宅オーナー様からの住宅に関するお困りごとについての適宜ヒアリング
    メンテナンススケジュールに沿った適切なリフォーム時期のご案内

    ▶︎ 当社の「保証・アフターサービス」についてはこちらをご覧ください

     

     

     

     

     

    まとめ|信頼できる施工会社を見つけましょう

     

    建売住宅は、コスト面などでメリットがあり、注文住宅と比べても“お得に”マイホームを手に入れられます。

    しかし、そのクオリティは施工会社によって差があるのも事実です。

    ですから、建売住宅を選ぶ際には、それを建てた施工会社についても十分リサーチしましょう。

    “信頼できる会社が見つかるかどうか”が、後悔のないマイホーム購入のカギを握っています。

    今回紹介しましたポイントを踏まえ、ぜひ建売住宅の購入も検討してみてください。

     

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    茨城県で建売住宅購入を検討している方は“ライズクリエーション”にご相談を

     

    せっかくマイホームを買うなら、ずっと住み続けられる家を選びたいですよね。

    私たち“ライズクリエーション”は、注文住宅も建売住宅も手がける建築会社です。

     

    • 不動産売買の専門スタッフによる「土地探しのご相談」
    • 資金デザインのプロによる「住宅ローン相談や資金計画のご提案」
    • 家づくりの知識と経験豊富なプロの設計士による「ライフスタイルに沿った住宅プランニング」
    • 熟練した現場管理スタッフや施工スタッフによる「住宅建設」

     

    これら全てをワンストップで丸ごとお手伝いできる当社だからこそ、高品質の建売住宅をご提供できると自負しております。

    茨城県で心から満足できる建売住宅を買いたい、スタイリッシュな注文住宅を建てたいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。

     

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    監修者情報

    ライズクリエーション編集部

    株式会社ライズクリエーション ライズクリエーション編集部

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