注文住宅で平屋を建てる時に考えておくべきポイントと間取りの工夫

注文住宅で建てる平屋

注文住宅での家づくりで、平屋を建てようと計画するご家族が増えています。同時に、現実的には無理だと判断し、あきらめてしまうケースも少なくありません。予算の制限内で、暮らしやすい平屋を実現する為には、どのような考え方で家づくりを進めればよいのでしょうか?

注文住宅で平屋を建てる基本は土地選び

現実的には無理だと判断しあきらめてしまうケースには、土地の価格が高額になってしまうという原因が少なくありません。平屋は、敷地の広さと敷地周辺の環境によって、暮らしやすさが変わるからです。

平屋には、階段のない暮らしができるという大きな魅力があります。階段がない暮らしの良さには、庭と融合した暮らしができる、子どもや高齢者の階段事故を防げる、階段の昇り降りがないので、掃除や洗濯に関わる家事負担が軽減する、家の中の空間を繋がりやすいので、家族の自然なコミュニケーションが生まれ愛情が育まれるといったことが挙げられます。

一方、階段がないということは、高い位置に窓がないということでもあります。高い位置に窓がないということは、周辺の環境によっては、光や風を採り込めない家になる可能性があります。

隣家との距離が近い、周辺の住宅は2階建て、または3階建てでマンションもあるというような環境であれば、日当たりや風通しは望めません。2階建て、3階建ての家に囲まれている敷地で、日当たりと風通しを確保する為に、窓を増やすと、通りや隣家からの視線が気になるプライバシーを保てない家になってしまうことも考えられます。反対に、敷地が広い、公園や川に面している、緑が多く住宅が密集していないという状況は、暮らしやすい平屋は実現しやすい環境です。

しかし、通勤や通学の利便性を考えた時に、「暮らしやすい平屋を実現できる環境を備えた土地」を購入する為には、莫大な費用がかかります。都内だけではなく、郊外の土地であっても、急行が停車する駅周辺で、暮らしやすい平屋を実現しやすい環境を備えた土地を購入する場合、土地の購入費だけで家づくり予算をほぼ使ってしまうことになるかもしれません。

なぜなら、平屋で家族の理想的な居住面積を確保しようとすると、2階建ての家よりも広い敷地が必要だからです。総2階建ての箱形の家であれば、平屋の2倍の床面積を備えられます。加えて、風通しと日当たり、プライバシー確保を考えると、建ぺい率ギリギリという敷地ではなく、ゆとりある敷地が必要です。その結果、平屋は現実的には無理だと判断しあきらめてしまう家族が多いのでしょう。

施工事例

注文住宅で建てる平屋の土地への考え方

ゆとりある敷地に建つ平屋

私たちとペットの家

現在、家づくりを計画されているご家族の中には、コロナの影響で増えているリモートワークに備えて、在宅で仕事をしやすい環境を整えたいという想いがキッカケになっているケースが多くみられます。

今までは利便性を最優先してマンション暮らしをしていたが、テレワークが増えたので家づくりを計画したというようなケースです。利便性を最優先しなくてもよくなったので、子育てをしやすい郊外で暮らしたいという想いもあれば、在宅で仕事ができる環境を整えたいという想いもあるのではないでしょうか?

利便性を最優先しなくても良くなったということは、「暮らしやすい平屋を実現できる環境を備えた土地」を購入できる可能性に繋がります。さらに、施工を依頼する予定の建築会社と一緒に土地探しを進めることによって、予算の制限内で、平屋の条件を備えた土地が見つかりやすくなります。利便性に関しては、家族だけで判断できますが、暮らしやすい平屋を実現できる環境に関しては、専門家でなければ、判断が難しいからです。

施工事例

注文住宅ならではの平屋の間取り

広々ウッドデッキのヴィラ・リゾート風平屋

広々ウッドデッキのヴィラ・リゾート風平屋

利便性は最優先しないとしても、予算内では、完璧に平屋に向いた条件の敷地は見つけられなかったという場合、間取りの工夫で、平屋を暮らしやすい家にする方法があります。注文住宅の良さの一つは、敷地の形状や、周辺の環境に合わせて、自由な間取りにできることです。敷地の形状や周辺の環境が、平屋に対して、完璧な条件を備えていなかった場合には、間取りの工夫で補えます。

ロフトハウスにする

小屋裏空間を利用して、1,5階建ての家にする方法です。ロフトハウスにすると、高い位置に窓が設けられるので、陽射しが採り入れやすくなります。また、風には低い位置から高い位置へと通り抜けていく性質があるため、風通しが良くなり、室内の熱も排出できます。

加えて、平屋には、床面積が少ないという問題もありますが、ロフトを造ることで、床面積の不足を補えます。

ただ、ロフトハウスは造り方によっては、冷暖房の効率が悪い、夏はロフトの温度が上昇する、昇り降りがしにくいなどの問題が発生します。ロフトを造ると、空間が拡がるため、十分な断熱性能を備えないと、暖房をしても足元が冷えるというような状況になってしまいます。また、屋根に十分な遮熱性能を持たせないと、ロフトを部屋として使う予定だったのに、夏は暑くて使えないという結果になってしまうこともあります。

また、ロフトへの移動には、収納式階段や、移動式梯子が使われることが多く、それが昇り降りのしにくさを生み出してしまいます。自治体によっては、固定階段を認めないという規定がある為、収納式階段や、移動式梯子が使われることが多いのです。しかし、暮らし始めてからの使い勝手を考えると、固定階段が安全です。小屋裏として認められなくなってしまうと、ロフト部分が固定資産税の課税対象面積になってはしまいます。しかし、ロフトの使用目的や、暮らし始めてからの使い勝手の良さを十分に考えあわせた上で、移動手段を選択することが大切です。

トップライトやハイサイドライトを採用する

トップライト(天窓)は、屋根からの陽射しを採り入れられ、ハイサイドライト(高窓)は、長時間陽射しを採り入れられます。また、腰窓や掃き出し窓との位置に、高低差が生まれるので風の通り道も拡がります。そして、トップライトやハイサイドライトのなによりの良さは、外部からの視線が気にならないということです。

その一方、トップライトは、夏の室温を上昇させるという問題を持っています。南、東、西に向けると、強い直射熱が室内に侵入し、室温を上昇させるからです。その為、トップライトを設ける場合には、北向きにすること、トップライト専用のブラインドを使うなどの工夫が求められます。

中庭を造る

コの字型、ロの字型の形状にして、中庭を造ることで、陽射しと風を採り入れやすくできます。すべての居室の窓を庭に向けられるので、外部からの視線が気にならない上に、どの部屋も景観が良く、居心地のよい平屋が生まれます。また、平屋には、防犯性が低くなりやすいという問題点がありますが、コの字型、ロの字型の形状にすることによって、防犯性を高めることもできます。

ただ、中庭を造ると、生活動線が途切れるという問題も生まれます。そのような問題を避ける為には、中庭にウッドデッキを設けて、靴やサンダルに履き替えなくても移動できるようにするなどの工夫が必要です。

暮らしやすい平屋を実現する為のこのような間取りの工夫には、実は限界があります。それほど、平屋の暮らしやすさは土地の影響を受けるのです。平屋での家づくりを計画する際には、手順としてまず施工を依頼する建築会社を探すこと、そして建築会社と一緒に平屋向きの土地探しをすることが、非常に重要です。

施工事例

ライズクリエーションは、不動産にも強い会社です。平屋での家づくりを土地探しからお手伝いいたします。平屋の家づくりを検討される際には、ぜひご相談ください。

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