建売には賢い選び方がある|3つの視点を持つこと
建売は、出来上がった状態で購入できるため、新築で暮らすまでの期間が短い、生活のイメージがしやすいといったメリットがあります。
一方で、思っていたのと違う、やっぱり注文住宅にすればよかったと後悔する場合もあります。
生活の基盤となる場所、人生における大きな買い物ですので、後悔しないように、「建売の賢い選び方」を知り、実践することが大切です。
今回は、建売の賢い選び方を、「立地条件」「住宅の設備環境」「お金の事情」と3つの視点に絞り、それぞれの見るべき点をピックアップしてご紹介します。
コラムのポイント
●建売の賢い選び方は3つの視点で選ぶことです。
●3つの視点とは、「立地条件」「住宅の設備環境」「お金の事情」です。
●3つの視点には、いくつかのポイントがあり、イメージしやすいように詳しく紹介しています。
Contents
建売の賢い選び方
建売は、すでに完成していることが最大のメリットでしょう。一方で、間取りが変えられないといったデメリットもあります。
だからこそ、「賢く選ぶこと」が肝要です。
「賢い選び方」とは、「立地条件」「住宅の設備環境」「お金の事情」の3つの視点を持って選ぶことです。
では、それぞれの視点でどう見ていくのか、お伝えします。
立地条件
立地条件のポイントは5つです。
・自然災害のリスク
・買い物の場所
・駅までのアクセス
・学校までの道のり
・近隣の世帯
自然災害のリスク
自然災害は、いつ起こるか分かりませんが、被害に遭いにくい場所選びをしておくことで、リスクを軽減することができます。
まずはハザードマップを確認しましょう。
自治体のHP等で発表されていることが多いので、調べやすいと思います。
プラスして昔の地図を調べてみましょう。沼地だったのか埋め立てられた場所なのか、田んぼだったのか、地盤の強さを知る目安になります。
買い物の場所
ネットショッピングや宅配が充実している昨今ですが、荷物が届くまでに時間がかかります。
いざお子様が熱が出て、市販薬がほしいときや、野菜がもう少しほしいときは、スーパーに買い物に行かなければなりません。
できれば徒歩圏内、車で10分程度の場所には買い物ができる場所があるかどうか確認しましょう。
駅までのアクセス
駅まで徒歩圏内か、バス停は近いのか、バス停は近くにあるけれど、バスに乗って駅まで何分かかるのか、と細かく調べましょう。
坂道が多い場所なら、バス停まで坂道の程度はどのぐらいか、予め調べましょう。
例えば、ベビーカーを押しながら往復したり、時にはお子様をかかえて歩くこともあります。
物件情報には、駅まで○分しか掲載されませんので、注意が必要です。
学校までの道のり
中学校であれば、お子様の体力もあるかと思いますので、徒歩30分程度までであれば、さほど問題はないかと思います。
しかし、小学校の場合、徒歩20分を超えると、体力的につらいでしょうし、不審者情報が出ると保護者も非常に不安になります。
また住宅街を通るのか、交通量の多さはどのくらいなのか調べましょう。
近隣の世帯
建売の場合、区画整理された場所に建てられることが多いかと思いますが、反対側の道の住宅街に住んでいる世帯が若い世帯かどうかも調べておくと安心です。
お子様が一緒に遊ぶ子や学校に登下校できる子がいるかもしれません。
住宅の設備環境
次は、実際に暮らす「家」そのものに焦点を当てましょう。
ポイントは5つります。
・デザイン
・日当たりや風通し・採光具合
・設備のグレード
・ライフスタイルに合った間取り・収納
・アフターケア(保証内容)
デザイン
建売は、すでに完成している状態であり、好みのデザインかどうかで、選択肢に入るかどうか、変わってくることでしょう。
北欧風やシンプルなど、テイストが統一されて、おしゃれに仕上げられていますが、今持っている家具と合うかと考えてみると、後悔せずにすむでしょう。
日当たりや風通し・採光具合
内覧に訪れる時間帯は、日差しがよく入り、明るい時間帯が多いのですが、早朝や夕方など、日当たりが変わってきます。
いざ生活が始まると、思っていたより暗い、風通しが良くないなど不具合が感じられることがあります。
内覧のときの時間帯だけでなく、他の時間帯はどうなのか、スタッフに聞く、イメージしてみましょう。
設備のグレード
キッチン設備をはじめ、水回りの設備のよさは、家事がどれだけはかどるのか、左右する設備です。
機能性が高い高ランクですと、販売価格が高くなりますので、一つ一つの設備がどのランクで揃えられているのか確認しましょう。
ライフスタイルに合った間取り・収納
家事楽の動線ように、回遊している間取りが増えていますが、ライフスタイルによっては、利便性が下がってしまうことがあります。
またシューズクローゼットなど大型収納がある建売も増えていますが、今のライフスタイルとかけ離れていないか考える必要があります。
例えば、アウトドア系の外で行う趣味が多い場合や、小さなお子様がいる場合、玄関に大型収納があると、外で使用した汚れたものを部屋まで入れずにすむため、部屋を汚れにくくすることができます。
もちろん、一部屋ごと、一つの設備ごとの収納サイズの確認もしましょう。トータルして収納量が多いことも大切ですが、適材適所に収納しておくことが、快適に過ごせるポイントだからです。
アフターケア(保証内容)
実際に暮らしはじめてから、何か起こった際の相談先にもなりますし、将来的にどのくらい長く、どんなことに対して保証してくれるのか、安心して暮らしていくためには、大切なポイントです。
お金の事情
多くの方は、住宅ローンを組んで、建売物件を購入されることでしょう。
月々のローンの返済額を抑えるためには、ローンの借入金を少なくすることが望ましいですし、できるたけ格安物件を探すかもしれません。
しかし、格安物件には建て付けがよくない、保証がつかない、設備のグレードが低いなど、費用を抑えるだけ抑えていることが予想されます。
だからこそ、以下の2つのポイントを押さえましょう。
・資産としての価値(建物の性能)
・ハウスメーカーから購入
資産としての価値(建物の性能)
これから購入するのに、手放す際のことまで考えられないかもしれません。
しかし、きれいな状態で保つだけでなく、住宅性能(断熱性など長期優良住宅として認定されている)と、高い値で買い手がつきやすくなります。
購入の際は、どれだけの性能が備わっているのか、口頭だけでなく、紙面で確認しましょう。
ハウスメーカーから購入
建売の場合、不動産会社をあたって探すことが多いと思いますが、不動産会社には、紹介料など仲介手数料がかかってしまいます。
しかし、ハウスメーカーから探してみると、不動産会社を経由しないため、必要な手数料を減らすことができ、ローンで借り入れる金額を抑えやすくなります。
賢い選び方をマスターして建売を購入しよう
建売は、契約から入居までのスピードがはやく、生活を落ち着かせやすいです。
だからこそ、ライフスタイルにあった家づくりかどうか、家の性能が高いのかどうか、3つの視点を持って、選びましょう。
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注文住宅ほどの手間をかけることなく、短期間で満足のいくマイホームを手に入れることができる建売住宅。どんな暮らしをしたいのかしっかりとイメージした上で、購入計画を進めていきましょう。
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