新築住宅の内装の決め方 おしゃれな雰囲気だけを求めてはだめ!

おしゃれで居心地の良い内装

家の中の雰囲気の良さは、暮らしやすい家の大切な条件の一つです。内装全般は、常に視界に入ってくるので、内装によって、部屋の見栄えは大きく変わります。ただ、内装は、見栄えを良くすることだけを考えると、居心地の良さに繋がらないことがあります。内装の役割には、室内の雰囲気をより良くすることと、室内環境を底上げすること、そして、より暮らしやすい家にすることという3つが挙げられます。見栄えと、居心地が良く、暮らしやすい家にする為、新築時の内装に求められることについて、考えていきましょう。

統一感を持たせて室内の雰囲気をより良くする

内装には、天井、床、壁などの他に、ドアや窓、照明、造作家具など、家の内側に関わる要素がすべて含まれています。そして、そのほとんどが、部屋の雰囲気に影響します。天井や床、壁は面積が広いので、色と質感の違いで、家の中の雰囲気を大きく変えます。

内装の全体的な調和を考える

洗練された室内、おしゃれな家にするためには、天井、床、壁などの面積の大きい部分と、家具、ドア、造作家具などの比較的面積が小さい部分、キッチンや洗面所などの住宅設備機器の色や質感が調和していることが大切です。加えて、置き家具や家電選びも、内装プランと並行して進めることで、すべてに統一感を持たせられます。

その上で、サッシやドアの取っ手、浅い壁面収納など、特に面積の小さい部分は、アクセントになるような色を選び、好みの雰囲気を演出するという方法も考えられます。

飽きの来ない色や質感

カーテンや置き家具などは、暮らしているうちに、好みが変わったり、経年褪色したりすれば、手軽に交換できます。しかし、内装材は、長い期間使い続けます。建材の種類によっては、クロスや床材の張替えが必要な時期も来ますが、少なくとも十数年使い続けるでしょう。無垢材のように、生涯使い続けられる建材もあります。

その長い期間、どんなインテリアに変更しても、違和感のない色と質感を持った内装材にしておくことが大切です。内装材は、好みや流行りで選ばず、自然な質感、落ち着いた色合いにしておくと、統一感が出ます。統一感のある室内であれば、その時々の好みや流行りを採り入れたインテリアにも調和するので、飽きが来ません。また、天井、壁、床は、家全体に対しても、水廻り以外は、統一させることで、家全体の統一感ができ、落ち着いた居心地の良い雰囲気が造られます。

色選びのヒント

実際に、色や質感を選ぶ際には、小さなサンプルではなく、できるだけ大きなカラーサンプル、可能であれば、実際の壁や、床を見て選ぶことが理想的です。カラーサンプルと実際の内装では、色が違って見えることが多いからです。カラーサンプルと、床や壁の面積の違いはもちろんですが、その他にも光の当たり方、照明と太陽光の違いなど、様々な要因によって、色の見え方は変わってきます。

室内環境を底上げする素材と使い勝手の良い内装素材

無垢材の内装

内装材は、選び方によっては、室内の空気環境に大きく貢献し、快適な室内を創り出します。一方、近年は、汚れにくく、簡単なお手入れできれいにできる素材も開発されています。リビングや寝室には、空気環境を良くする自然素材、水廻りには、清潔を保ちやすい素材を選ぶなど、好みや考え方で、様々な選択肢があります。

室内環境をより良くする内装材

内装材の選び方によって、室内環境をより良くすることができます。無垢材、畳、漆喰、クロスの原料となる繊維、襖や障子に使われる和紙などの自然素材には、調湿性と通気性があります。快適な室内環境を調える為には、適切な温度と湿度が必要不可欠です。適切な湿度は、結露やカビを防ぐだけではなく、私たち人間の体感温度にもかかわっています。エアコンや暖房機器で適切な室温が調えられていても、湿度が高いとより暑く感じ、乾燥しすぎていると、より寒く感じます。

加えて、自然素材には、室内の温度の影響を受けにくいという性質もあります。冬は、表面温度が急激に低下しないので、タイルなどの床に比べて、無垢材フローリングがヒヤッとしなません。夏は太陽熱によって表面温度が急激に上昇しないので、室内温度の上昇を抑えます。

また、自然素材はどれも内部に空気を含んでいるので、弾力性があります。ヨチヨチ歩きの子供が転んでしまったとしても、硬い床に比べると、深刻な怪我に繋がるリスクが抑えられます。高齢者にとっては、日常生活の動作が関節に与える負担が軽減されます。

使い勝手の良い水回りの内装材

キッチン、洗面所、浴室、トイレなどの水回りは、耐水性の高さが必須条件ですが、それに加えて、抗菌や防汚、防カビ、防湿、消臭機能を持った建材を選ぶと、それほど手をかけなくても、常に清潔できれいな状態を維持できます。ただし、自然素材と違って、ホルムアルデヒドを含んでいる製品もあるので、製品の選び方には注意が必要です。

タイルは、ホルムアルデヒドの心配がなく、汚れにくい、汚れがすぐ取れるという特性があります。また、キッチンや洗面所のおしゃれな雰囲気作りにも役立ちます。ただ、目地汚れはどうしても避けられないので、目地の色に工夫が必要です。

より暮らしやすい家にする内装

生活動線をスムーズにする建具

内装に含まれる建具は、暮らしやすさに繋がり、造作家具はより豊かな暮らしを創り出します。

生活動線をスムーズにする建具

家の中の出入り口に使われるドアや引き戸の造り方は、室内の雰囲気にも、使い勝手にも影響します。天井、壁、床、家具など、その他の内装と調和する色と質感を持つ素材にすることで、室内の雰囲気が向上します。そして、ドアと引き戸の特徴と出入り口周辺の状況に合わせて、ドアと引き戸を使い分けることが、使い勝手の良さに繋がります。

ドアの良さは、プライバシーが守れること、防音・遮音性が高いこと、左右の壁に幅がなくても設置できることが挙げられます。その一方、ドアを開ける際には前方にスペースが必要なこと、ドアの開閉の邪魔にならないよう家具を配置しなくてはならない、少しだけ開けておくなど開け幅の調整ができない、ドアの陰にならないようスイッチの位置を調整しなくてはならないといった使いにくさもあります。

引き戸の良さは、前方にスペースを必要としないこと、開け幅の調整ができるので、換気に役立つことなどがあります。その一方、引き違い戸にすると、開口部の幅が広いので、家具の配置に制限が出る、片引き戸にしても、戸を引き込む幅が必要であるといった使いにくさがあります。

その為、部屋の使用目的や、室内の家具の配置予定、出入り口の左右の壁の幅などに合わせて、ドアにするか引き戸にするか決めることが大切です。洗濯室の出入り口であれば、両手一杯に洗濯物を持っていても通りやすいように引き戸にする、集中力を保ちたい書斎はドアにするなど、暮らし始めてからのことを、具体的に想定して考えてみましょう。間取り図だけで決めてしまうと、実際に家具や家電を置いた時に、家具にぶつかったり、動線を妨げたりする状況になったりする恐れがあります。

造作家具

造作家具には、大工が現場で造る大工工事の造作家具と、家具工場で製作して現場に搬入する家具工事の造作家具があります。ウォークインクローゼットや壁面収納などは、大工工事の造作家具で造られることが多く、凝った飾りや、ガラス窓のついた造作家具は、家具工事の造作家具です。

大工工事の造作家具には、現場で制作するので、内装と調和する、デッドスペースが生まれないという良さがあります。無垢材のフローリングにする場合には、同じ素材で造作キッチンカウンターや壁面収納などを造れるので、室内に統一感が生まれます。

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新築時の内装は、できるだけシンプルにすることが、インテリアの自由度を生み出します。内装材には、室内環境を底上げする素材を選ぶことが、家族の健康に繋がります。そして建具の選び方が、効率の良い動線をサポートし、造作家具が室内の統一感をより高めます。素敵な内装で、居心地の良い家を実現させましょう。

 

ライズクリエーションの家づくりへの想い

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